ちょっと待って!それって本当にチョコレート?

2017年3月13日

それって本当にチョコレートですか?

みなさん、チョコレートは好きですか?「チョコレート中毒」なんて言葉もあるほどに小さい子どもからお年寄りまで幅広い世代に大人気のチョコレート。スーパーやコンビニにもたくさんの種類が売っているので、毎日必ずチョコレートを食べるという方も多いのでは?

しかし、みなさんが毎日チョコレートだと思って食べているものは、本当にチョコレートなんでしょうか。実は、チョコレートではないかもしれないのです……

日本チョコレート・ココア協会によるチョコレートの分類

日本チョコレート・ココア協会によるとチョコレート類はカカオ原料とチョコレート製品に分けられています。

カカオ原料の分類は以下の5種類。
カカオマス、ココアバター、ココアケーキ、ココアパウダー(純ココア)、調整ココアパウダー(調整ココア)

チョコレートの原料やココアの素となるものですね。

チョコレート製品の分類について

私たちが普段「チョコレート」と言っているチョコレート製品の分類は以下の4種類。
チョコレート、チョコレート菓子、準チョコレート、準チョコレート菓子。

チョコレート・準チョコレートの生地は、カカオ原料がどれくらい含まれているかによって分けられています。

チョコレート生地・・・カカオ分が21%以上
準チョコレート生地・・・カカオ分が15%以上、もしくは7%以上

さらにこの2種類の生地が含まれる割合によっても分類があります。

チョコレート・・・チョコレート生地のみ、もしくはチョコレート生地60%以上
チョコレート菓子・・・チョコレート生地が60%未満
準チョコレート・・・準チョコレート生地のみ、もしくは準チョコレート生地60%以上
準チョコレート菓子・・・準チョコレート生地が60%未満

気づきましたか?準チョコレートと準チョコレート菓子のカカオ分の少なさに。準チョコレートも準チョコレート菓子もチョコレートには間違いないのですが、「チョコレート風味」という表現の方がしっくりくる気がしますよね。

「ミルクチョコレート」と「ビターチョコレート」の違いは?

ところで、チョコレートは「ミルクチョコレート」や「ビターチョコレート」という風にも分けられていますよね。この2種類のチョコレートの違いはなんなのでしょうか?

実はこれらはカカオ原料の1つであるカカオマスの含有量によって決まっているんです。

ミルクチョコレート・・・カカオマス20~40%
ビター・ブラックチョコレート・・・カカオマス40%以上
ハイカカオ・高カカオチョコレート・・・カカオマス60%以上
ホワイトチョコレート・・・カカオマス0%

カカオマスはチョコレートの色や風味のもとになっています。ホワイトチョコレートはカカオマスが入っていないために白い色をしています。その代わりにカカオの油分でもあるカカオバターをたっぷり使用し、チョコレートの口どけやなめらかさを表現しているんですよ。

あなたがいつも食べているチョコレートはチョコレートでしたか?チョコレートだと思って食べていたのに「チョコ風味の砂糖の塊」だった!!なんてこともあるのではないでしょうか。もちろん!それもおいしいんですよ!!チョコレートだろうが、準チョコレート菓子だろうがおいしければ問題ありませんよね(←)。

「今日はカカオ多めのチョコレート製品が食べたい気分」そんな気分の日にはぜひ、原材料をチェックしてから買うようにしてみてくださいね。

参考:
日本チョコレート・ココア協会

西田はるか
料理×科学への愛が止まらない!管理栄養士ライター。