ココナッツが万能であるもう一つの理由
最近はココナッツオイルやココナッツミルクを中心に、ココナッツが美容や健康に良いと話題になっていますね。噂によれば、ココナッツは「万能」であり、ココナッツを食べれば、栄養をたっぷり取れて、肌が綺麗になったり脂肪が減ったり免疫力がアップしたりするようです。確かに1つの食材でいいコトづくしなら万能と言われるのも頷けますね。
しかし、味博士の研究所は、別の理由でココナッツが万能だと考えています。その理由を紹介します!
料理の「さしすせそ」にもなれる…?
その理由とは、自らが幅広い調味料になれることです。ココナッツオイルやココナッツミルクはもちろんのこと、ココナッツジャムやココナッツウォーターなどは、単体で食べても良いですが、調味料としても使えます。もちろん、今回ご紹介したいのはこんな誰もが知ってるモノではありません。
調味料といえば、料理の「さしすせそ」。砂糖・塩・酢・醤油・味噌です。なんと、ココナッツは「さしすせそ」のうち「さすせ」に変身することができるのです!
「さ」こと砂糖:ココナッツシュガー
ココナッツシュガーはココナッツの花の蕾から作られています。蕾の中の蜜を煮詰めて乾燥させることで、黄色がかったお砂糖ができるのです。白いお砂糖よりは黒糖に近いお味ですので、豚の角煮や煮魚を作るときに加えると料理にコクをプラスすることができますよ!
「す」ことお酢:ココナッツ酢
ココナッツ酢はココナッツの樹液を発酵させて作られるものです。商品によって、普通の酢より酸味がまろやかだったり、逆にムッとするほど酸っぱいなど、ばらつきがあるようです。自作ドレッシングに加えたり、お味噌汁の隠し味に加えたりするのがオススメですよ。
「せ」こと醤油:ココナッツアミノ
同じくココナッツの樹液を発酵させた調味料として「ココナッツアミノ」という商品があります。こちらは、見た目はお醤油のような濃い茶色で、お醤油に負けない豊富なアミノ酸を含んでいるようです。大豆を食べない主義の人たちはこのココナッツアミノを醤油代わりに使っているようですが、実際の味は醤油よりはソースに似ているため、お刺身につけたりするよりは料理に使う方が良さそうです。
ココナッツからできる「さすせ」は、いずれもビタミン類やミネラルを多く含んでいるため栄養に富んでいます。もし街中でココナッツの「さすせ」を見つけたら、ぜひいつもの調味料の代わりに手にとってみてくださいね!