「48」の仲間がグルメ界に現る?
国民的アイドルの「AKB48」を筆頭に、「乃木坂46」「NMB48」といった人気グループをはじめ、インドネシアの「JKT48」、温泉界の「OFR48」といった具合に、48と名のつくグループが増殖を続けています。
そうした48化現象はグルメ界にも波及しつつあるのか、ついにグルメ界における48を発見してしまいました。その名も「GBE48」!今日は、GBE48の正体を見てみましょう!
メンバーは全員動物?
さて、GBE48とは何のことでしょうか。AKB48の仲間としてご紹介する限り、もちろんアイドルですよ。でも、最初にお断りしておくと、人間ではありません。
動物です。
さらに、キャッチフレーズは・・・
「捕まえて食べにいける野生鳥獣」。
いやあ、そそりますねえ!
(・・・そそるのか?)
そろそろ勘の良い方お気づきでしょうか。GBE48のGBEとは、ずばりジビエ(Gibier)のことです!ジビエといえば、鹿肉やウサギの肉に代表されるような、野生鳥獣のお肉のことですね。では、どうしてジビエが48なのでしょうか?
GBE48は法律で定められている!
実は、GBE48メンバーの48人、いや48匹、いや48種類は鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に記されています。これは鳥獣の保護・管理や狩猟の適正化を目的に作られたものです。この法律の中では、日本で捕まえて食べて良い野生鳥獣が規定されており、28種類の「鳥」と20種類の「獣」の名が記されています。つまり、日本では合計48種類のジビエが食べられることになります。多種多様な鳥獣の中から食用として選び抜かれた48種類のメンバーは、私たちの食卓や味覚を華やかにしてくれるれっきとしたアイドルです。これがGBE48たる所以です。
味博士の推しメンを紹介
できれば48種類のメンバーを全て紹介したいところですが、マニアックな動物も多いので気になる方は法律の条文をご参照ください。この記事では最後に、味博士の推しメンを紹介したいと思います。
味博士の推しメンは、ツキノワグマ!
熊というと臭いがきつくすじの目立つ食感で敬遠されがちです。確かにお肉料理にしようとすると、火の通し方や調味料に工夫しないとなかなか食べるのが難しいところがあります。しかし、味噌汁や味噌ベースの鍋に加えてじっくり煮込むことで、そうした臭みや食感が目立たなくなり、旨味が引き立ち美味しく味わうことができます。
野生鳥獣を捕まえたり食べたりするときには厳密な手続きが必要ですが、あなたもレストランでGBE48の仲間を見つけた際には、ぜひ召し上がってみてください!
なお、「GBE48」という名はこの記事を書くために味博士の研究所が勝手にネーミングしたもので、法律およびAKB48や他のアイドルグループとは一切関係ありません。また、法律が改正されて48種類が49種類になったようですがキャッチーにするために48のままとしました。ご了承ください。ぺこり。