バナナをなめちゃアカン
今年もいよいよクリスマス・イブがやってまいりました。街中もネット上もクリスマスネタ一色に染まっておりますが、基本的に研究所での生活というのは淡々としているものです。そんなわけで、クリスマスのことはあえて無視して、逆に淡々としているものに目を向けてみたいと思います。
淡々としている食材の代表といえば、バナナでしょう。バナナは、気軽な朝ごはんやダイエット食材として重宝されることが多く、ゆっくり味わって食べられるよりは、ルーチンワークのように食べられる機会が多いのではないでしょうか。しかし、バナナ自体は変化しやすい繊細さを持っており、日が経つにつれて黒ずんできてしまいます。
この、バナナが黒ずんだ時こそが、淡々とした毎日を打開するチャンスなのです！
淡々の打開法その１：お菓子作りを体験する
バナナが黒ずんでしまうと、あまり積極的に食べる気が起きず、最悪の場合捨ててしまうこともあるでしょう。しかし、黒ずんだバナナはとても熟しているので甘く、栄養価も高いと言われています。ただ、黒ずんだバナナをそのまま生で食べるのは抵抗があると思うので、そのような場合はぜひ、バナナを使ったお菓子作りに挑戦してみてください！
黒ずんだバナナは甘味が高いので、砂糖を控えめに作ってもとても甘くなります。代表的なバナナのお菓子は、バナナブレッド。バター、小麦粉、卵、バナナ、ベーキングパウダーというシンプルな材料で作れますし、黒ずんだバナナを使えば砂糖はほんの少し足すだけでOK。朝ごはんにもおやつにもぴったりですよ！普段お菓子作りをしない人も、黒ずんだバナナが現れた時には試してみてください。
淡々の打開法その２：エントロピーに抗う
また、黒ずんだバナナへの嫌悪感が捨てられない方には、ぜひ「黒ずんだバナナを黄色く戻す方法」を試していただきたいです。これは噂ですが、黒ずんだバナナをお米（できればジャスミンライス）と一緒にジップロックに入れ、1時間半ほど置いておき、その後バナナを取り出してドライヤーで乾かすと、バナナの色が黄色に戻っていくというのです！なお、味には影響しないようです。
どうしてこれで色が戻るのかの科学的な理由はわかりません。しかし、これで本当に戻るのであれば面白いですよね。バナナの成熟が進み黒ずむという自然の摂理に反してみることで、日常に刺激を生み出すのも悪くなさそうです。
このように、バナナが黒くなるだけで、いつもと違うことをするチャンスが訪れます。クリスマスだろうとなかろうと、小さな変化が生む様々なイベントを楽しむことで、淡々とした日々を打開してみてくださいね！
