【マジか】「パンプキン」は「かぼちゃ」という意味ではなかった!

パンプキン「私のこと誤解してるわ!」

明日はハロウィンですね!最近では過激な仮装パーティを行う楽しみ方が主流になりつつありますが、やはりハロウィンの醍醐味と言えば、かぼちゃのランタンを持ってお菓子を争奪するところにあるでしょう。そんなかぼちゃにちなんで、この時期になると多くの菓子店で「パンプキン○○」等とパンプキンの名のつく商品が並びます。当然それらは、例外なくかぼちゃ味です。

でもちょっと待った!本当は、パンプキンという語からかぼちゃをイメージするのはちょっと違うのです。今日は、「パンプキン」に対する誤解を解いておきましょう。

「パンプキン」にまつわる意外な真実

1.どちらかと言えばズッキーニの仲間だった

かぼちゃには大きく分けて、西洋かぼちゃ・日本かぼちゃ・ペポかぼちゃの3種類があります。西洋かぼちゃや日本かぼちゃはイメージ通りの、皮が緑やオレンジ色で中身が黄色いかぼちゃですが、ペポかぼちゃは小型のかぼちゃやズッキーニの類のことを指します。

「パンプキン」は、ペポかぼちゃの一部の種類のことを指します。つまり、パンプキンはどちらかといえばズッキーニに近いと言えるのです。

2.皮がオレンジ色のものだけを指す

さらに、「パンプキン」は、ペポかぼちゃの中でも、十分に成熟していて皮オがレンジ色のかぼちゃだけを指すようです。
階層フィルターを示すとこうなります。
ウリ科>カボチャ属>ペポかぼちゃ>皮がオレンジ色>成熟している

このように、「パンプキン」は相当ニッチな領域だけを指している語であると言えるでしょう。かぼちゃの総称、すなわち「ウリ科>カボチャ属」までを指す語は、「スクワッシュ」と言います。

「パンプキン」にまつわる誤解は解けましたでしょうか。もし明日のハロウィンパーティのためにかぼちゃ味のお菓子を作る予定がおありでしたら、緑色のかぼちゃではなく「パンプキン」と呼ばれるかぼちゃのペーストを使って真のパンプキンパイを作ってみてはいかがでしょうか!


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