今日は、簡単に内容をおさらいしてみましょう!
○5つの味について
味覚には、基本味「甘味」「旨味」「塩味」「酸味」「苦味」の5つがあり、舌の上の「味蕾(みらい)」という器官で刺激を受け取っています。
5つの味はそれぞれ、ヒトの生存に有利な食べ物を選ぶのに役立ってきました。
味物質はどんなものがあったでしょうか?
○旨味について
旨味は、5つの味覚のうち、一番最後に発見された味覚です。
日本人が発見した旨味は、食べ物が「うまい(美味しい)」という表現と似ているため、「旨味がある」=「うまさ(美味しさ)がある」という勘違いされがちですが、そうではないのです!
こちらでしっかり確認しておきましょう♪
○後味について
5つの味は性質に違いがあり、後味が残りやすいものと残りにくいものがあります。
「甘味」「旨味」「苦味」は残りやすく、「塩味」「酸味」は残りにくいのです。
それはどんな性質の違いによるものだったでしょうか?
○温度と味について
味の残りやすさと同様に、温度によって味の強さが変わる事があります。
アイスクリームはそうしたメカニズムを利用して「美味しさ」を作っているのでしたね。
より温度に気をつけるべき味について覚えておきましょう!
○味覚修飾物質について
植物の葉や果実には、ヒトの味覚を一時的に変化させる面白い物質が含まれているものがあります。
酸っぱいレモンが甘く感じたりするのは不思議ですよね。
どんな植物があったか、覚えていますか?
○味覚力トレーニング
きちんとした味覚を保ち、食の時間をより豊かにしていくためには、味覚力トレーニングが有用です。
こちらを見ながら、味覚力を鍛えてみてくださいね!
○味覚診断
ヒトの味覚のパターンは、大体5つに分類することができます。
あなたの好きな食べ物の傾向を知っておきましょう♪
味博士の研究所ではこれからも味覚にまつわるおもしろネタを提供していきます!
引き続きお読み頂ければ幸いです!
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