高いメロンと安いメロンの違いは、数学で表現できるらしい!?

高いメロンと安いメロンの違いは、数学で表現できるらしい!?

メロンの値段の違いってなんなの?

160812_メロン1夏といえばスイカが定番ですが、メロンも負けていません。メロンは安いものでさえ普通の果物よりお値段が張り、上級ランクになると泡を吹くほどお高くなるという、高級品ですね。

ところで、あなたは考えたことがありませんか?

高いメロンと安いメロン、何がそんなに違うんや!!と。

悲しいことに、メロンに関しては値段が高いほど甘味が強かったりおいしいということはないようなのです。メロンの値段を決めているのは、網目の綺麗さなのです!

160812_メロン2

\\網目の綺麗さ//

食べない部分で値段が引き上げられているなんて、腑に落ちませんよね。高いメロンと安いメロンは網目が、そんなにも違うのでしょうか。素人目にはわかりにくいものです。

そんな「ぶっちゃけ主観じゃないか」と突っ込みたくなるメロンの網目の特徴を、誰にでもわかりやすく記述しようとした人たちがいましたーー

メロンの網目を数学的に解析

誰もが同じように納得できるように説明するためには、文章で説明する以外にも、数字で説明するという手段があります。東京農業大学の研究者らは、メロンの網目のパターンの特徴を数式にして分析しました。一見ランダムに見えるメロンの網目を数式で表現しようなんて、人生で一度でも考えた事がありましょうか…!いや、ない(反語)

でも今回は、数式ナシで彼らがやったことを簡単に紹介してみます。

(1)メロンの網目は拡大するとこのような形になっています。

160812_ネットパターン(ノーマル)

まず、メロン全体からこのように一部の領域だけ切り取り、そこにある網目で囲われた部分(黒い部分)の面積や、網の幅が均一かどうかを調べました。黒い部分の面積が小さく、網の幅が太いほど、くっきりと綺麗な網目のビジュアルになると考えられます。

160812_ネットパターン(書き込み)

(2)次に、メロンの網目を以下のようにみなして、網が交わっている点の分布や密度、一つの点から何本の線が出ているかを調べました。メロンの網目を点と線で結ぶなんて…見える世界が違うとしか言いようがありません。まるで神経ネットワークです。

IMG_2532(1)

(3)さらに、図形の複雑さを表すために「フラクタル次元」という概念を持ち出してきました。フラクタルとは、自分の一部を拡大すると自分に似た形がでてくるというような難解な性質で、フラクタル次元とはモノの図形の複雑さ表現したいときに計算することが多いようです。・・・意味わからん!!

160812_ロマネスコ

この研究では、静岡県で栽培されたマスクメロンの上級タイプ下級タイプについて(1)〜(3)を比較しており、上級と下級で(1)に大きな違いが見られたようです。上級の方が黒い部分の面積が小さく、網の幅も均一である傾向があり、数学的に解析しても、より整った形をしていたことがわかったようです。高いメロンには数学的な美しさも備わっているのかもしれません!?

参考文献
メロンのネットパターン

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