【意外と知らない】 モロヘイヤの正体とは?

栄養たっぷりモロヘイヤ。コイツって何者?

夏になると旬を迎える『モロヘイヤ』。さっとゆでてお浸しにしたり、スープにしたり。あのネバネバがいかにも体によさそうですよね。でも、そんなモロヘイヤ…見れば見るほど変な野菜じゃないですか?だって、食べるところは葉っぱだけ、しかも茹でたらネバネバに…

いったいモロヘイヤの正体はなんなのでしょうか?

モロヘイヤの正体ってコレなの?

モロヘイヤについて調べてみると出てくる、出てくる驚きの正体。 どうやらコイツは『ツルムラサキ』や『シマツナソ』、『タイワンツナソ』といったいろいろな名前があるようです。

そんなたくさんある名前の一つに目を疑うものが!

『Nalt jute』
『jute』・・・
『ジュート』・・・
『麻?』『A・S・A―――!!!』

なんと、モロヘイヤの正体は『』!!しかもひと昔前には九州四国方面で畳表用の麻として栽培されていたようなのです!(※食べていたかどうかは不明)これにはちょっと驚きを隠しきれません。

まだまだあったモロヘイヤの衝撃の真実

モロヘイヤが『麻』だというだけでもう、食材としてコイツのことが信じられなくなってきているところに、まだまだ追い打ちをかけてくる情報が飛び込んできました。

なんと『毒がある』そうです。

平成8年にモロヘイヤを食べた牛が絶命するという事件が発生したことで毒性があることがわかりました。人が亡くなった例はまだないようですが、気を付けるに越したことはないでしょう。

といっても毒があるのは実とサヤの部分。スーパに売られているモロヘイヤには毒性はないのでご安心ください!

最後は名誉挽回モロヘイヤ

このままではモロヘイヤの名誉を傷つけただけになってしまいますので、最後はいい話で終わっておこうと思います。

モロヘイヤの原産国はエジプトで、世界三大美女がひとりクレオパトラもモロヘイヤを食していたといわれています。さらには重病のエジプト王がモロヘイヤスープを飲んで病気が治ったとの伝説もあり、『王の野菜』と呼ばれるようになったとか。

モロヘイヤは栄養豊富で夏バテ予防にぴったりの野菜ということですね。この時期積極的に食べていきたいものです!

参考;
モロヘイヤの事始
東京都福祉保健局

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