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肉だけど肉じゃない?!NYで話題の人工肉バーガー

2017年3月7日

 肉を全く使っていないのに肉の味がするハンバーガーが存在する?

肉だけど肉じゃない?!NYで話題の人工肉バーガー

ダイエッターに人気があるハンバーガーといえば、肉の代わりに大豆を使ったベジタブルハンバーガーですよね。しかし、いくらダイエット中だからといってベジタブルハンバーガーばかりでは、物足りなさを感じてしまいます。

ハンバーガーのおいしさといえば、肉汁たっぷりのお肉のパテ。大豆だけのパテでは肉汁がでるはずもなく……なんとなく残念な気分になってしまいます。

そんなあなたに朗報があります!なんとこの世に「肉を全く使っていないのに肉感が味わえるハンバーガー」が存在するんです!その驚くべきハンバーガーがあるのはニューヨーク!

 植物由来100%のパテを使用。インポッシブル・バーガー

「肉じゃないのに肉の味がするハンバーガー」を売っているお店。それはニューヨークにある「インポッシブルバーガー」です。

焼く前のミンチの状態もどこからどう見てもお肉そのもの。形を整えて鉄板で焼くと、ミンチからあふれ出る肉汁……「どう考えてもこれは100%お肉でしょ!」声を大にして叫びたいほどの肉っぷり!

しかし、これは間違いなく100%植物由来のミンチなんです。その証拠がコチラ。インポッシブルバーガーがホームページに記載している「完全な成分リスト」です。

水、きめのある小麦タンパク質、ココナッツオイル、ジャガイモタンパク質、天然香料、以下の2%以下:レグヘモグロビン(大豆)、イースト抽出物、塩、大豆たんぱく質、こんにゃくガム、キサン、チアミン(ビタミンB1)、亜鉛、ナイアシン、ビタミンB6、リボフラビン(ビタミンB2)、ビタミンB12

いくつか耳なじみのない成分もありますが、肉らしきものは一切見当たらないですよね。これらの成分のなかで「肉を使わずに肉の味がする」肉の味がする秘密のカギ。そのカギの正体は……「レグヘモグロビン(大豆)」です!!

肉を使わず肉の味がする秘密とは?

お肉を食べた時に「肉の味・匂いがする」と感じるのはなぜか知っていますか?秘密は、肉に含まれている「ヘム」という成分にあります。このヘムこそが「肉の味・匂い」そのものなんですね。

ヘムが含まれているのはお肉だけではありません。なんと、お肉とは全く関係のない植物にもヘムは含まれているんです。

インポッシブルバーガーが使用している「レグヘモグロビン」という成分は、マメ科の根から抽出されたヘム成分。「ヘモグロビン」といえば血液の色素ですよね。その名にふさわしく「レグヘモグロビン」も血のように赤い色をしています。

インポッシブルバーガーは、大豆メインで作ったパテにこの「レグヘモグロビン」を練り込むことで、肉を全く使わずに肉汁したたるパテを実現したんですね。恐るべし!インポッシブルバーガー!

インポッシブル・フーズ社の秘密。

このインポッシブルバーガー、お値段は決してお安くはないんですが、お店は毎日満員御礼の大盛況!味の評判も上々で普通のハンバーガーとなんら変わりはないとのこと。

そんなおいしい100%植物性ハンバーガーを作っちゃうインポッシブルバーガーっていったい何者?!と思いきや、実はこのインポッシブルバーガーを開発したインポッシブル・フーズ社の社員は科学者集団。科学者が科学的に分析して作った肉なしハンバーガーだったんです。

そして、植物由来100%の人工肉を作っている会社はインポッシブル・フーズ社だけではありません。カリフォルニアのビヨンド・ミート社もそのうちの1つ。アメリカのスーパーではこの会社の植物由来100%ミンチが販売されており、1日250個売り上げる日もあるほどなんですよ。

世界人口は増えるいっぽうで将来の食糧難が心配されています。しかし、「この人工肉さえあれば食糧難を救えるのではないか?」とも言われています。日本でも今年中にはビヨンド・ミート社が人工肉を販売する可能性が高いとのこと。これは日本のハンバーガー界にも衝撃が走りそうです!日本上陸が楽しみですね!

参考:impossible Foods

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西田はるか
料理×科学への愛が止まらない!管理栄養士ライター。
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