ハッピーターンがやめられない…ハッピーパウダー中毒になる原因を解明してみた

2017年2月24日

ハッピーターンの魔法の粉っておいしすぎる!

ハッピーターンがやめられない…ハッピーパウダー中毒になる原因を解明してみた

みんな大好きハッピーターン♪一度食べだすと止まらないおいしさについハマってしまう人も多いですよね。

中でもあのハッピーパウダーとも呼ばれる魔法の粉に魅了され、ヤバイと思いつつも粉だけペロペロしちゃうなんて人もいるのでは?

中毒になるとも噂されるハッピーパウダーの正体は一体どんなものなのでしょうか。ハッピーパウダー中毒の原因を探ってみました。

中毒性のある“例の粉”の正体とは

ハッピーパウダーの原材料や成分は正式には発表されていませんが、ハッピーターン自体の原材料はパッケージに表示されています。

“米(うるち米、もち米)、植物油脂、砂糖、でん粉、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、食塩、粉末油脂、加工でん粉、調味料(アミノ酸)、植物レシチン(大豆由来)”[※1]
亀田製菓HPより抜粋

この中からハッピーパウダーの原材料を推察すると、砂糖、たんぱく加水分解物、食塩、調味料(アミノ酸)ではないかと考えられます。この成分を詳しく見ていってみましょう。

砂糖・食塩

言わずと知れたあの甘じょっぱさのもとですね。様々な再現レシピで、約4:1位の割合ではないかと言われています。甘味と塩味は脳が「もっと食べたい!」という状態に陥る魔の組み合わせ。スイーツバイキングなどでも、甘いケーキに飽きてもポテトなどのしょっぱいもので口をリセットすればまたたくさん食べられる、なんて無限ループをする方もいます。その甘さとしょっぱさが同時に味わえたら、もうやめられません。

たんぱく加水分解物[※2]

大豆などのタンパク質を加水分解し、アミノ酸やペプチドに分解したものです。アミノ酸は食べ物に旨味を与える成分で、種類が多いほどアミノ酸の相乗効果により複雑で深みのある味になります。また、ペプチドはアミノ酸がいくつかつながっているもので、タンパク質とアミノ酸の中間物質。食べ物にコクや後味を与え、味に幅を持たせるものです[※3]。後味を感じるとまた食べたい気持ちにさせてくれます。

調味料(アミノ酸)

アミノ酸にも様々な種類がありますが、一般的にグルタミン酸ナトリウムではないかと考えられます。アミノ酸は食品に旨味を与えるものですので、たんぱく加水分解物だけでは足りないアミノ酸を補い、旨味の相乗効果で味に深みを持たせているのではないでしょうか。

アミノ酸やペプチドは野菜やお肉、海藻や砂糖などといったあらゆる食品の旨味、つまり“出汁”なのです。出汁の入っていないお味噌汁やスープは味がなくておいしくないですよね。ハッピーパウダーには出汁の旨味がたっぷり入っているんです。

旨味と甘じょっぱさのハーモニーが最高!

ハッピーパウダーには甘味・旨味・塩味・酸味・苦味の5つの味覚のうち、甘味、塩味、旨味のもとである成分がバランス良く配合されています。

甘味はエネルギー源として、塩味は体のバランスを保つミネラルとして、旨味は体を作るアミノ酸、核酸の供給源として生命活動に必要な味で、小さな子どもも大好きな味。逆に酸味、苦味は本能的に腐ったものや毒であると感じ、成長につれ受け入れられるようになる味です。

体にとって必要な味のもとが入っているとなれば、体が無意識に求めてしまうのも納得がいきますよね。

ハッピーターンに中毒性がありハマってしまうのは、絶妙なバランスの甘味、塩味、そして複雑に絡み合った後味を引く旨味の3拍子そろった味だからかもしれません。

※1 亀田製菓 商品情報120gハッピーターン 
※2 日本アミノ酸液工業会 たんぱく加水分解物とは 
※3 大日本明治製糖 ペプチドの特徴 

かいがら
キャラ弁キャラケーキづくりが好きなフードサイエンティストです。分かりやすく楽しい記事をお届けします。