第6の味覚候補「怪味」
怪しげな味と書いて、「怪味」。あなたはこの謎めいた味をご存知でしょうか?
漢字からは全く創造のつかない「怪味」、なんと最近注目されている味のようなのです。あなたのランチやディナーにも突然登場するかもしれませんよ!
謎その1:読み方は、かいあじ?かいみ?
まさかの、音読みでも訓読みでもないパターン…!
安心してください、これは中国での読み方で、日本語だと「かいみ」と読みます。その音読みでも訓読みでもない読み方の通り、その起源は中国の四川省。
謎その2:で、これって味覚なの?
「怪味」は、中国の四川省の研究所で発見された新たな味覚…
ではありません!
材料は、練りごまが加工されて出来る芝麻醤(チーマージャン)や、山椒との師弟関係を疑わせる花椒(ホァジョー)、豆板醤(トウバンジャン)、ごま油、醤油、砂糖、酢、ショウガ、ニンニクなどなどです。
果たしてこれがどんな味か、想像できますか?
謎その3:そのお味は・・・
味覚の中で特に目立つのは甘味・酸味・塩味の3種です。
基本5味のうち、1つの食材や調味料において2つ〜3つの強い味覚を持つものは、美味しく感じられること分かっています。
このため、3つの強い味覚を持つこのソースも、きっと美味しいはず。また、このタレが使われる食材としては鶏肉がメジャーで、他にも豆腐などがあります。
・・・と、文章にしてみてもイマイチ謎に包まれたままのこのソース。
これはもう、食べるしかありません…!
あなたの舌の味覚センサーで、味を判断しましょう!
怪味ソースを味わう方法
1)怪味ソース味のある唐揚げ専門店に行く
2)自分で作る
材料としてそもそも親しみの無い「芝麻醤(チーマージャン)」や「花椒(ホァジョー)」の味覚の謎も同時に解けてしまうかもしれません!
3)四川料理店に食べにいく