2014年9月22日

味覚分析のアウトプット事例

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こうした味覚分析を用いれば、商品開発やマーケティング、PR・広告制作、品質管理に役立てる事ができます。

ここでは、いくつか事例をご紹介致します。

 

1)マッピング制作の例:ワインチャートの制作

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こちらは、いくつかの種類のワインの味を「辛さ」「ボディの強さ」の2軸でマッピングし、ECサイトの広告として利用した例です。
こうしたマッピングは、商品の特性の視覚的な理解に役立つため、消費者が好みに合わせた商品選択をスムーズに行えるようになります。
このワインの例においては、購入前に”このチャートを見た場合”と”商品写真と説明文を見た場合”を比較したところ、チャートを見た場合の方が5倍も購入率が高い結果となりました。

 

2)他社製品との比較・優位性アピールの例:チーズの旨味比較
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こちらは、チーズや豚肉の味覚を従来品やメーカー間で比較し、広告にデータ提供をした例です。
こうした比較データを用いた商品解説は、自社商品のアピールポイントを客観的に表現でき、消費者の商品理解の向上や売り上げ増加に有効です。

 

3)相性度測定の例:お酒とおつまみの相性

スライド12
こちらは、日本酒とおつまみの相性度を算出し、メーカーサイトに掲載されたものです。
こうした相性度の測定は、相性の良さを数値で証明することができるため、自社製品の美味しさを引き立たせる食べ方の提案や、シーンに合わせた商品選択を支援することができます。

実績

アサヒビール株式会社 クリアアサヒ クリアブラック
アサヒ飲料株式会社 Welch’s
貝印株式会社 貝印包丁
キリンビバレッジ株式会社 生茶 アルカリイオンの水
住商フーズ株式会社 四元豚シルキーポーク
玉乃光酒造株式会社 玉乃光 94
東レ株式会社 トレビーノ
BRITA Japan株式会社 ポット型浄水器
三井製糖株式会社 ロザッティ
株式会社明治 十勝スマートチーズ
ヤマキ株式会社 だし