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よく分かる!人がラーメンにハマるまで〜Case1.ラーメン大学生〜

150603_ラーメン3(1)日本人に大人気の国民食、ラーメン。
日々進化を遂げ、多様性を拡張しているラーメン。
ラーメンは、たしかに美味しい。
でもぶっちゃけ一般人の私は、食べるのはたまにでいい
しかし世の中には、3食ラーメンを食べる人もいる・・・

日本人はなぜ、ラーメンにハマるのでしょうか。
その謎を解くべく、ラーメンマニアへのインタビューを試みるこのシリーズ。
今回は、「世界一ラーメンを食べる大学生」とも言われている、ラーメン大学生の松本直樹さん(以下敬省略)にお話を聞いてきました。

松本直樹。慶応義塾大学4年生。世界一ラーメンを食べる大学生。年間1200杯以上。
松本直樹さん

◎松本直樹
慶応義塾大学商学部4年生。世界一ラーメンを食べる大学生。年間1200杯以上。全国ラーメン軍団代表。精麺会、学生ラーメン研究会、法政大学ラーメン会、いっきょうらーめんくらぶ、東京海洋大学ラーメンサークル所属。第一回大学対抗ラーメン選手権優勝チーム代表。ツイッターアカウント(@NAOKI_RAMEN)


■きっかけは、食べログの点数だった

◎松本さんはどうしてラーメンにハマられたんですか?

松本元々ラーメンを特別視していたわけではないのですが、美味しいものにはこだわっていました。ある日、美味しいお店を探すべく食べログを眺めていたら、ラーメン店は総合的に点数が高い、ということに気づいたのです。そこで僕は思いました。「これは、本当に、4.2点分の味がするのか…?」と。そんな些細な疑問から、ラーメン店を調査し始めたのが、事の始まりでした。

味博士:つまり、食べログで点数の高いラーメン店を回っているうちに、気づいたらラーメンマニアになっていた、ということですか?

松本:まさに、その通りです!3ヶ月弱で東京のTop100を回りました。

味博士:元々ラーメンを贔屓していたわけでもないのに、気づいたらハマっちゃうもんなんですか!誰でもラーメンにハマる可能性を秘めているのですね。

 

■1日15杯、「健康のために二郎を食べます」

◎ハマりはじめてから、どれぐらいのペースで食べているのですか?

松本:通常は3〜5杯、一番多い時は15杯です。

味博士:えぇ!人の胃袋って、そんなに入るんですか…!

松本:15杯はだいたい9000kcalです。

味博士:!! その割には、だいぶスリムでいらっしゃいますね。何か健康に気をつけてる事はあるのですか?

松本:十六茶や黒ウーロン茶など、脂肪と糖質の吸収を抑えるトクホ系のお茶を飲むようにしています。また、サプリメントは家に30種類ぐらい常備してあり、毎日必要な栄養素を5種類以上は摂ります。他にも、家ではよくジューサーを使って野菜ジュースを作っています。逆に、お酒や高カロリーの揚げ物などは控えていますね。

味博士:ラーメンだとどうしても野菜が不足しがちですよね。

松本:そうなんです。ネギとメンマは食べられますけどね。二郎はもやしがたっぷり乗っているので、健康のために二郎を食べたりします

味博士:健康のために・・二郎・・・それは新しい健康法ですね!!

松本:タンパク質も不足しがちになるので、味玉も必ずつけることも忘れません。

 

■きき水をしてからラーメンに挑む

◎ラーメンを食べる時にこだわっていることを教えてください!

松本:まず、食べる前に水を飲んで味覚をプレーンにして、水そのものの味が分かる状態にします。あと、箸は必ずマイ箸を利用します。割り箸ですと臭いや味が強いので。

味博士:細かなノイズもなるべく抑えられるよう、そこまでされているのですね!

松本:ラーメン自体は、麺だけ、スープだけ、麺とスープ、全体としての統一感など、様々なパターンの味を見ます。ものによっては、10秒くらい麺を乾かしたり、少し冷ましたりした方が美味しいものがあります。

味博士:麺を乾かす…その発想はありませんでした…!!

松本:こういう出汁スープだからこういうタレ合わせて、こういう麺を合わせていて、このトッピングにはこういう効果があってというように作り手の意思を理解するように努めたりもしますね。また、「これは二郎系だから」などと先入観を持たないように気をつけています。

味博士:ラーメン一杯一杯の味を、自分の舌だけで丁寧に評価されているのですね。

松本:はい。あとはラーメンとしてだけではなく、他の料理と比較して常にそのラーメンが料理としてどうなのかも問うようにしています。そのためには視野を広く持つ必要があるので、ラーメン以外にもフレンチやイタリアン、和食なども食べにいきます。

味博士:オーダーするのは、やはりその店のオススメのメニューなのですか?

松本デフォルトメニューを選ぶ事が多いです。そのお店が提供しうる最高の一杯を味わいたいですからね。メニュー選びに迷ったら店主のオススメを頼みます。食べたものがお店本来の味なのか確認するために、スープの出来具合を訊くこともありますよ。

 

■「将来はラーメンのために生きたい」

◎すっかりラーメン一筋でいらっしゃる松本さんですが、これからはどのように活動されていく予定ですか?

松本:現在大学生ですが、就職はせずにラーメン店をオープンする予定です。ラーメンのために生きていきたいです。自分が信じた味を提供したいのと、全国各地のおいしい味を再現して東京の人にも味わってもらえるようなお店を作りたいです

味博士:本当にラーメンとの出会いが松本様の人生を変えたのですね…!

松本:はい。場所も、人通りが多くないところにオープンして、多少歩いても美味しいから行きたいと通ってもらえるようなお店にしたいですね。ラーメンの作り手、食べ手として、ラーメンの研究を続けることで、料理としてのラーメン日本のラーメン文化の発展に貢献していきたいと思っています。

味博士:味での真剣勝負ですね。楽しみにしております!貴重なお話、ありがとうございました!!

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味博士
味覚センサーレオを中心として、味覚や食の科学に関するニュースを配信しています。
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