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野菜の摂取量増加にはキャベツの千切りが有効!?

野菜の摂取量増加にはキャベツの千切りが有効!?

付け合わせのキャベツの千切り、好きですか?筆者は子どもの頃、すごく苦手でした。とあるステーキ屋さんで食パンが付け合わせに出てきたことがあり、それからしばらくの間わがままを言ってキャベツの千切りの代わりに肉の下には食パンを敷いていました。もちろんとんかつにもです。ええ、パンonパンですね。

しかし厚生労働省が野菜摂取の目標として挙げている量は1日350g以上[*1]ですが、実際の野菜摂取量の平均値は男性が284g/日、女性が270g/日[*2]。

これを知った今となってはパンに代替することなどできません。キャベツの千切りは貴重な野菜の摂取源なんです。

キャベツの千切りで野菜の摂取量はこれだけ変わる

キャベツの千切りの使用がどのような影響を及ぼすか調べられた研究[*3]では、東京都・千葉県・大阪府の大学に所属する496名の女子学生を対象に、普通の食事をした時と食事にキャベツの千切りを添えた時の食事の調査が行われました。

結果、毎食キャベツの千切りを添えることで体重や排便回数、10種類の栄養素の摂取量には有意差が認められなかったものの、ビタミンCや食物繊維量は増加。

また、緑黄色野菜の摂取量は減ったものの、総摂取の350gには大きく近づいたんです。添えない場合、緑黄色野菜は76.0±31.9g、その他の野菜は107.6±37.3、総野菜量は183.6±45.2gであったところ、キャベツの千切りを追加した場合は緑黄色野菜量51.5±22.1g、その他の野菜量283.0±17.4g、総野菜量は334.5±34.2gになったとのことです。

緑黄色野菜の摂取量が減ってしまったことや、さすがにキャベツの千切りが合わない料理もあるという問題は残ります。毎回添えても、意外と健康状態や栄養素の摂取に対して有意な影響はないんだよなあ…と少し物悲しい気持ちになるかもしれません。

し工夫を凝らさずとも立派に付け合わせとしての役割を果たしてくれ、なおかつ野菜摂取量も増やせると考えると、キャベツの千切りは優秀なのではないでしょうか。

筆者はさすがに毎食は難しいですが、1日1キャベツの千切りを目指してみたいと考えています。

*1 栄養・食生活|厚生労働省
*2 平成28年国民健康・栄養調査結果の概要
*3 野菜350g以上摂取のための千切りキャベツ使用の有効性

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