今日も仕事から帰ってきたら23時。この時間から飯を作るなんてめんどくさいことはできない……
ごはん、どうしよう。
あっ、戸棚の中にインスタントラーメンがあった。それでいいか。
お湯を沸かして……
そういえば昨日も一昨日もインスタントラーメンだったな…
FacebookでもInstagramでも美味しそうなご飯の画像ばっかり。広告はほぼ料理動画……。
みんな時間もお金もあって良いなあ。あーあ、まともで美味しい飯が食いたいな〜。ウッ…涙でラーメンがしょっぱいよお……
そんなあなたのお悩みを味覚センサーがたぶん解決！今回はインスタントラーメンを手軽に美味しくする方法を検証しちゃいます。
お茶を加えたラーメンを味覚センサーで検証してみた
インスタントラーメンを美味しくする方法としては、卵やもやし、わかめを入れて食感や旨味をプラスしたり、ごま油といった調味料で風味をプラスする方法があります。しかし今回ご紹介するのはもっと手軽なもの。仕事帰りにコンビニで買って帰れるレベルのものです。
それは…お茶。お茶を入れることによってお茶の苦味がインスタントラーメンと合わさり、絶妙なハーモニーを奏でてくれるというわけです。
論より証拠ということで、実際に味覚センサーレオでの検証結果を見てみましょう。
普通のインスタントラーメンとお茶を入れたインスタントラーメンの基本5味（甘味・旨味・苦味・酸味・塩味）を味覚センサーで可視化すると、このようになります。お茶を入れることで苦味がプラスされるのが大きなポイント。普通のインスタントラーメンより複雑な味わいになっているのがわかります。
また旨味も高くなっています。お茶にはテアニンという旨味成分が含まれており、これは海藻類に含まれるグルタミン酸と似通った構造をしている物質。ざっくり言ってしまえば「昆布出汁を加えるのと似た感じかもしれない」ですね。
旨味の差は0.28ポイントと、6割以上の人がわかるであろう数値です。
次に、苦味がプラスされたことで複雑な味わいになったであろうお茶ラーメンのコクも見てみましょう。
コクも微妙に上がっていますね。苦味や旨味と同様こちらも6割程度の人がわかるであろう数値ですが、お茶でラーメンを作ることで普通のインスタントラーメンより美味しさがアップするのは事実のよう。
お茶を作る際には熱湯で濃いめに出したお茶を使うのがコツ。「パックのお茶しかないです」という場合には、それで代用しても少しは美味しさアップ効果が期待できる……はずです。
ちなみにインスタントラーメン以外に、カップラーメンでも使える手法です。インスタントラーメンに飽きてしまったけれど抜け出すことができない……そんな現実にお悩みの方はぜひお試しあれ☆
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