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簡単!一人ぼっちのご飯を美味しく食べるたった1つのコツ

「味気ない一人のご飯」を防止するために

年を追うごとに「年末年始ぼっち組」が増えてきている気がします。その理由として「休暇が短いため帰省しないことに決めた」「帰省して結婚を迫られるのが辛い」「一人が一番気楽」というものをちらほら見かけます。

しかしSNSや外出時に発生する外部からの刺激によって孤独感の上昇が誘発され、せっかく一人を楽しむために奮発して買った料理もなんだか味気なくなってしまうこともあるでしょう。そんな事態を防ぐために、今回は一人でも美味しくご飯を食べるコツをご紹介します。

そもそも“共食”でごはんは美味しくなるのか

一般的に「誰かと一緒にご飯を食べるとご飯が美味しくなる」ということはよく言われます。しかしある実験[※1]で友人と一緒に・ひとりで・知らない人といっしょに食べる3パターンの環境下にて食品自体の美味しさがアップするのかを調べたところ、「おいしさ」に対する評価は「ひとりで」「知らない人といっしょに」よりも「友人と一緒に」が有意に低い結果となったそうです。

反面、友人を含む共食環境において報告されたのは食事状況に対するポジティブな感情。友人とご飯を食べることでネガティブ感情が抑制される傾向になることが示唆されています。

このことから友人といっしょにご飯を食べたところで、ご飯が美味しく食べられるかといったらそうではない可能性が高いです。要は気分が明るくなるか否か。感情の問題ですから割り切りましょう。

ぼっち飯を美味しくするコツ

では一人でなんとかご飯を美味しく食べるにはどうすればいいのか。それは鏡を見ながら食べることです。大学生16人および高齢者16人を対象とした、鏡または無人映像を映したモニタを設置した環境下で2種類のポップコーンを試食し、食品の味に対する評価をした実験があります[※2]。

その結果、おいしさ、質の良さ、また食べたいかという美味しさの認知に関する項目の全てにおいて、鏡ありのほうが評価が高い結果となりました。一方、甘さやしょっぱさ、苦さといった味覚感知には差が生じていませんでした。食品の味をそのまま感じることができ、なおかつ美味しく食べるために鏡は有効であると考えられます。

さらに同実験において気分や感情の測定を実施したところ、食事前後での気分の差はほぼないという結果が出ました。ストレスの程度を示す緊張覚醒にも変化はなく、ポジティブになっているわけではないもののネガティブにもなっていないのです。

実験に使用された鏡は上半身が映るサイズの鏡。横42cm×縦56cmのサイズですから、少し大きめかもしれません。しかしこの鏡があることによってご飯が美味しく食べられるならば、新規購入だとしても安い出費ではないでしょうか。

一人を楽しみたい方、ぜひ試して見てくださいね。

参考:
※1 共食の重要性に関する心理学的側面
※2 鏡で自分を見ると食事をおいしく感じる─大学生と高齢者の比較─

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味博士の研究所 編集部
味覚センサーレオを中心として、味覚や食の科学に関するニュースを配信しています。
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