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剥きやすいゆで卵を作るには「茹でる前」も重要だった?

2016年7月4日

ゆで卵にまつわるかなしみ

160701_たまご冷蔵庫の卵ゾーンから、たまごをひとつ取り出し、お茶碗にやさしく叩きつける。
そして、アツアツの白飯の入ったお茶碗の上で殻を静かに開く。
つややかな黄身が静かに白飯の上に自由落下し、私のTKGは完成するーー

160701_卵かけ御飯

はずだった。が、何も起きない。それどころか、つめがたまごに食い込む感じがある。
もしやこれは…この間茹でておいた、ゆでたまご……

仕方ないからゆで卵を剥き始める。
これが第二の悲劇の始まりだったとは知らずに。

160701_ゆで卵

つるんパカンと剥きたいのに、ちまちまとしか剥けない。
殻はどうして細切れてゆくのだろう。
嗚呼、気づけばテーブルが粉々の殻に溢れている!

仕方ない、水道で水を流しながら剥くか…しかし一度座ったら最後、イスが私を離そうとしない…

わたしは卵を食べるのを諦めた。


・・・というようなダブルショックが起きないように!せめてゆで卵は剥きやすい状態でいてほしいものです。もちろん、茹でたあとに工夫を凝らすことで剥きやすくすることもできますが、実は茹でる前の状態も剥きやすさに関係するんです。今回は茹でる前に気を付けたいポイントを2つ紹介いたします。

1.新鮮な卵は殻が剥きにくい

160701_にわとりどんな食材も、新鮮な方が良いに決まっています。しかし、新鮮な卵にはジレンマがあるのです。卵は新鮮なほど、ゆで卵になると殻が剥きにくくなるというジレンマが…!

たとえば生みたての卵でゆで卵を作った場合は100%壊れ、産んでから冷蔵保存で1〜3日目までもまだ剥きやすいとはいえない状態です。4日目を過ぎたあたりからやっと、だいぶ剥きやすくなるようです。

このため、おうちでゆで卵を作るときも、スーパーで買ったばかりのものを使うよりは、冷蔵庫に余っている卵で作り置きしておくというようなスタンスのほうが、ちょっと剥きやすさがアップしたゆで卵が作れるかもしれません!

2.ぬるま湯で保温すると剥きやすさがアップする

160701_温泉ぬるま湯の環境にいるとダメになるのは人間も卵も一緒です。頑なに「俺は剥かれないんだ」と粘っていた生まれてから1日経った卵も、37度くらいの半身浴に向いているようなお湯の中で1日過ごしてから茹でるとあら不思議。当初の剥きにくさが星5つレベルだとしたら、星1.5つぐらいに格下げされるのです!

このため、あなたのおうちでも、新鮮な卵を使ってゆで卵を茹でる前には37度のぬるま湯に1日ほどつけておくと、もっと剥きやすくなる可能性があるのですが、卵のために37度のぬるま湯を1日中キープするのは難しいですよね。

そこで妥協案です。

いいですか。少しでも剥きやすいゆで卵にするために…

卵と一緒に小一時間お風呂に入りましょう。

私からは以上です。少しでもあなたの快適なゆで卵ライフの参考になりますように。

参考:ゆで卵の殻のむきやすさに対する加温処理の効果

味博士の研究所 編集部
味覚センサーレオを中心として、味覚や食の科学に関するニュースを配信しています。
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