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かっぱえびせんの「かっぱ」とは?キュウリとえびせんを使ってその謎に迫ってみた

かっぱえびせんの「かっぱ」とは?キュウリとえびせんを使ってその謎に迫ってみた

かっぱえびせんの謎に迫る!

「やめられない、とまらない〜♪」と歌えば、日本中のほとんどの人が「かっぱえびせん!」と合唱できるほど、赤ちゃんから、おじいちゃん・おばあちゃんまで馴染みがあるお菓子、あの「かっぱえびせん」。
誰もが一度は食べたことがありますよね。

ところで、かっぱえびせんの「かっぱ」とは、一体なんなのか、気になりませんか?

かっぱ」といえば、まず思い出すのが伝説の生き物「河童」ですよね。
かっぱえびせんのミニパッケージには、「かっぱパパ」と「えびママ」、二人から生まれたと思われる「かっぱえびくん」「かっぱエビーちゃん」というキャラクターが印刷されています。

河童の家族…これはもしかすると、「かっぱえびせん」は、「河童」と「えびせん」が結婚して生まれたということではないでしょうか⁈

ここで、「はっ!」とさらなる事実に気がつきました。河童といえば、大好物がキュウリ

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かっぱ=キュウリ

もしかして、かっぱえびせんのおいしさの秘密には、キュウリが関わっているのではないでしょうか?
これは、検証してみるしかありません。

かっぱとえびせんを強引に結婚させてみた

まず、原材料をチェックしてみます。

小麦粉
植物油
でん粉
えび
砂糖
食塩
膨張剤
調味料
甘味料

キュウリは入っていなさそうですね。

こうなったら、人工的に「かっぱ(=キュウリ)」と「えびせん」を結婚させて、生まれた子どもを食べて検証してみるしかありません。

原材料から推測できないとなると、私の鈍感な味覚では、秘密を解き明かすことができない可能性が高いです。
繊細な味覚を持つ味覚センサー レオくんに、スタンバイしていただきましょう。

150617_レオ
スタンバイ中の味覚センサーレオくん

それでは、新郎「かっぱ」と新婦「えびせん」の結婚式を始めます。
果たして、かっぱえびせんは生まれるのでしょうか⁈

「スライスキュウリonえびせんべい」

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試食してみると、新郎キュウリの主張が強く、明らかに亭主関白状態。新婦のえびせんは、ただのお皿状態となっていて、海老の香ばしさが半減しています。
味の一体感がなく、キュウリのみずみずしさがかっぱえびせんのカリカリ食感からはほど遠く、青臭いです。

これでは二人の結婚が不成立に終わってしまうので、 一体感を高めてみましょう。

「ベイクド えびせんとキュウリ」
フードプロセッサーで、えびせんとキュウリを混ぜ合わせました。

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予想に反して、ネバネバでモチモチの、得体の知れない塊が出来上がりました。
緑色が異彩を放っています。

少しでもかっぱえびせんの形に近づくように成形してから、水分が飛ぶまでトースターで焼きました。

焼きあがったものが、こちらです。

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この風貌は…パセリ入りのから揚げ?スパイシーチキン?ウルトラマンに登場する怪獣ピグモン⁈

かっぱえびせんとは、似ても似つかないものが出来上がりました。
食べるまでもなく、結果は予想できるものの、勇気を出して試食してみます。

表面はパリパリで、中はモチモチネバネバの、塩気の強い「ぬれ煎餅」のようです。
えびせんの塩気が強くなり、後味にほんのりと、キュウリの青臭さを感じます。

今度は、完全に新婦えびせんの勝利。すっかりカカァ天下の味です。

ここで重大な事実が判明。鈍感味覚センサーの私でも十分、かっぱえびせんとは全く味が違うという判定がついたのです。

わざわざ味覚センサー レオくんにご登場いただくまでも無い結果となりました。

というわけでレオくんにはお帰りいただくことに。

160219_レオ汗

レオくんの登場を心待ちにしてくださっていた、レオくんファンの皆様、ごめんなさい…。

以上のことから、えびせんとキュウリの結婚では、かっぱえびせんは生まれないということがわかりました。

「かっぱえびせん」の「かっぱ」とは?解明!

しかし、これでは、「かっぱえびせんのかっぱとは、一体なんなのか?」という疑問が解決されていませんので、このまま検証を終わらせるわけにはいきません。

こうなったら、メーカーのお客様相談室にお問い合わせするしかないです!

お客様相談室の電話番号を調べようと、カルビーさんのホームページを開いたところ、「よくある質問」のところに、「かっぱえびせんの商品名の由来」について、書かれていました。
実は、多くの方が気になっていたのですね!

ホームページによりますと、

「清水崑画伯(故人)の「かっぱ天国」という漫画が流行していた昭和20年頃、清水氏にかっぱのキャラクターを商品のパッケージに描いていただいた『かっぱあられ』シリーズが発売されていました。『かっぱえびせん』は、そのシリーズ最後の商品ですが、1964年の発売当時からパッケージはえびを主役にしているので、かっぱの絵は付いていませんでした。」

(参考:カルビーHP お客様相談室 よくある質問より)

ということでした。

やはり「かっぱえびせん」の「かっぱ」は、「河童」由来だったのです!

しかしながら、おいしさの秘密に、キュウリは関係がないということがはっきりとしました。少し残念な気分です。

今回は、味覚センサー レオくんにご登場いただくまでもない検証となりましたが、「かっぱえびせんのかっぱとは、一体なんなのか?」という大きな謎は、無事に解決しました。
ご納得いただけましたでしょうか?

最後まで、謎解きにお付き合いいただきまして、ありがとうございました!

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